グローバルレポート|中国ゴールデンウイーク休暇、ツーリズムは回復するものの昨年には及ばず。

ロイター 2020年10月9日

  • 丁度終了した中国のゴールデンウイーク休暇、中国国内のツーリズムは強い回復を示した。昨年の実績よりは下回ったものの、新型コロナウイルスを押さえ込んだため好ましい結果を生んだ。
  • 中国文化、観光省の発表によると10月1日からスタートした8日間の休みで国内旅行をした人は 6億3700万人。国内観光収入総額はRMB4665億6千万(USD 687億)、昨年の実績RMB6500億よりは下回った。
  • 今年の休暇は中国の中秋節と重なり、1日延長されたものの、10月のゴールデンウイークの数字は昨年の水準を下回った。
  • 数字はまた国境を超えた旅行制限と何百万人もの中国人に海外旅行を思いとどまらせる国際線の減便により、国内旅行がはるかに増えるという幾つかの期待を裏切る結果ともなった。「休暇期間中の観光収入は昨年比69.9%だった」とANZの中国経済学者Wangは言う。7月、8月のコアインフレ率は前年の0.5%減となり2010年来最低水準となっている。消費者物価指数の停滞は国内消費が未だに低調であることを示唆している。
  • 個人消費はしばらくは回復しないとみられる。中低所得者がパンデミックにより経済的に苦しくなったことが要因。世帯収入は6月末時点で1.3%減、一方12月末時点では5.8%増だった。所得の伸びが通常に戻るにはまだしばらく時間がかかることが予想される。
  • 主要小売、ケータリング企業の1日の平均収入は10月の休暇期間中、年初比4.9%増、合計1兆6,000億元(USD2,380億)。 自動車販売も好調で、北京では23.5%増となった。今年は車での旅行が注目され、高速道路は混雑、またコロナウイルスの感染、発生は継続的に注視されている。

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