グローバルレポート|2021年の小売トレンド

デロイト 2021年1月

2020年は小売業界にとって厳しい年となりました。人々は良い年度を待ち望んだものの、COVID19の第二波は消費者主導の回復を年度の後半へと押し戻しました。

小売売上は2020年立ち直りをみせました。消費者はかつてないほどオンラインで買い物し、今までのトレンドをさらに加速させました。変化には目を見はるものがありました。2020年上半期は数週間で5年分の成長を記録。

2021年まで成長するE-コマースの新たな基準ラインとは、増加するオンラインへの投資、オンラインショッピングの利点を実感する消費者に支えられています。これはすでに高級ショッピングストリートに影響を与えており、益々かさむ経費、店舗閉鎖、人通りの減少を招いています。この変化のスピードは早く、多くの店舗閉鎖、失業が現実となっています。この高級ショッピングストリートの状況は政府の支援が廃止されるにつれ、2021年以降も継続されるでしょう。

消費者の行動:

2020年のオンラインへのシフトは確立しつつあります。デロイトグローバルコンシューマートラッカーのデータによるとヨーロッパの10人に1人は現在食品をオンラインで購入しています。(英国では30%近く )食品以外の分野でも消費者は急速にオンラインでショッピングをしています。もう一つの要因は店舗でのショッピングの安全性。英国では店舗でのショッピングが安全と感じている人は半数にも満たないです。

さらに家とオフィスの界が曖昧になり、家がオフィス、教室、ジムになりつつあります。家でもっと多くのカロリーを消費するようになり、家具、庭関連、ホームジム設備への消費が増加。ヘルス、ウエルネスへの関心が高まり、菜食主義、特にビーガン食品の成長が著しくなっています。

消費者は地元で買い物をし、旅行しないことを安全と感じ、地元のビジネス、商品を支援する選択をしています。

1. Net ゼロの小売:小売業者の脱炭素化の取り組みの強化

2. 設計によるデジタル:小売業者のデジタルファーストアプローチ

3. 思いやる体験:多くは家で買い物をするが、どのように有意義な顧客体験を生み出すことができるか。

4. 再度の地域復活:在宅勤務の増加により、地元の買い物が増加。これは今後も継続。

5. 健康が新たな戦場へ:消費者行動の最も顕著な変化は健康とウエルネスへの注目。

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