グローバルレポート|WTTC:米国は旅行、観光市場としての世界最大の地位を維持。

ホテルビジネス 2021年5月13日

世界旅行ツーリズム協会(WTTC)の直近のデータによると、昨年のGDP41%減にもかかわらず米国が世界最大の旅行&観光市場を維持していることが明らかになっている。中国は世界第2位の旅行&観光市場であるが、さらにGDPの落ち込みはひどく59.9%となった。日本は若干順位をあげ第4位から3位となりGDPの下落は中国の約半分の37%だった。

一方、2019 年に世界の旅行&観光市場で5位であった英国は順位を3つ落とし8位になりGDPの落ち込みは62.3%。継続する旅行制限、検疫の破綻などが旅行&観光マーケットトップ10の市場の最大の破綻をまねいた。これらWTTCの数字は2021年の経済への影響レポート(EIR)からのもの。

以下はWTTCのCEOのコメント

  • ヨーロッパからは国境が徐々に再開されるという前向きなニュースが聞こえてくるが、多くの国がリスクに基づいたアプローチを取ることを望む。
  • ワクチンキャンペーンに加え、迅速な検査、衛生プロトコルの確率などで安全な移動が戻ってくる。
  • 昨年の世界経済がわずか3.7%の縮小であったのに対し、世界各国では平均49.1%のGDP貢献度の低下を経験していうる。これは旅行規制によって、世界中の経済に対する旅行・観光の貢献度が劇的に低下したことを示している。
  • 2019年に新しく作られた雇用の4分の1は旅行と観光であったと知ると、それはさらに大きなショック。旅行&観光業界は世界経済回復を高めるには重要。ワクチン接種が進み、海外旅行が徐々に回復すれば、旅行&観光は世界の政府の優先事項となる。
  • 今は自転車のペダルを離す時ではない。昨年失われた6,200万もの雇用を回復するため旅行を推進し、何百万人もの人々の雇用のバランスをとる時。
  • 確実に、そして明確な旅行プロトコルを提供できる国のみがこのパンデミックから回復できると信じている。回復は素早い検査、マスク着用、ワクチン接種を補完する強化された健康、衛生対策の組み合わせで成し遂げられる。
  • 2019年、雇用10人中、ひとりはこの業界にたよっていた。海外旅行再開のための国際的強調、明確な移動プロトコルの実施は雇用を守るだけでなく、社会に利益をもたらし、生活を守ることになる。

WTTC2021EIRによるとCOVID19により2020年は旅行、観光業界はUSD4.5兆の損失を被った。6,200万の雇用喪失、18.5%減となり、272百万のみの雇用に留まっている。


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