グローバルレポート|タイは海外旅行者に対しCOVID19の規制を緩和;マニラは再度ロックダウン

サウスチャイナモーニングポスト 2021年9月7日

  • タイ国政府はコロナウイルス感染者数の減少の報告の後、経済を再開させる追加計画を発表した。来月よりバンコク、パタヤを含む人気観光地を開放する計画。現在の緊急事態宣言は今月末で終える予定。9月7日時点でCOVID19新規感染者数は13,821名、過去6週間で最も少ない数となり、内閣は追加対策としてUSD492.3百万の経済支援をコロナウイルス規制により大きく影響を受けた者に行うと発表。さらに低所得者層を対象に、200億バーツの住宅ローン支援も承認。それを受けて、タイのベンチマークSETインデックスは2019年9月17日以来の最高値を記録。基準値は主要な株式市場で最大の上昇となった。
  • 封鎖を再度課しているマニラ:フィリピン政府は1,300万人の外出禁止令を解除した翌日7日、首都マニラを厳しい監視下におくことを決断。政府は8日より”粒状ロックダウン”をマニラで計画。それは首都全体をロックダウンするのではなく、住宅、ビル、通り、近隣などの場所で封鎖を行うもの。その処置で同国の3分の一のの経済を司るその他地域の規制を緩め、打撃の大きかったビジネス、地方のツーリズムを再開できるようにする。現在の規制は9月15日まで、もしくは新たに計画されているロックダウンが実施されるまでは継続。ドウテルテ大統領は何百万もの人々が失業し、さらなるロックダウンは出来ないという。しかし、ワクチン接種率は19%であり、ウイルス拡散制御の方法は限られている。感染者は200万人を超え、34,000名以上が亡くなっている。
  • ベトナムでは検疫規制を守らなかった理由で男性が5年間の刑務所入り。28歳のこの男性、7月にコロナウイルス蔓延のホーチミンから故郷の南部の都市に帰った際、21日間の検疫を守らずCOVID19陽性となり、8名の感染者を出し、一人が死亡したため逮捕となった。昨年一旦は下火となったベトナムだが、現在は感染が急増。54万人が感染し13,000人以上が死亡。4月末以来感染が広がり、過去数ヶ月ハノイ、ホーチミン市は厳しいロックダウン状態。
  • インドネシアのコロナ陽性率は今週初めてWHOのベンチマークの基準である5%を下回った。陽性率はデルタ株の蔓延によりインドネシアがアジアのコロナウイルスの中心とも言えた7月に33.4%とピークに達した。だが6日には4.57%まで減少。これは2020年来最低の数字。ジャワ島のモール、工場、レストランは条件付きで規制が緩和された。健康省はいくつかの州はまだ高い感染率であるとし、政府は検査、追跡調査を今後も改善してゆく意向。
  • 日本政府は国内の経済活動を進める努力として、ワクチンパスポートを検討している。証明書提示により、店舗入店を認め、また運営者がサービス提供を自由にできるようにする。またワクチンパスポートで、使用者はディスカウント、追加サービスを受けられるようにもする。ワクチンパスポートの有無で差別が発生しないようにと警告もおこなっている。現在日本は海外旅行者のみにワクチンパスポートを発行。政府はその政策を転換し年末を目処にデジタル化を目指す。証明書は地方自治体発行の正式なもので名前、パスポート番号、ワクチン接種日などが含まれる。

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