観光ゼロでも日本の印象爆上げ! 東京五輪のSNS効果

【USPジャパンの視点】

① 無観客・行動規制の中行われた東京オリンピック・パラリンピックは、「無事に終了」「選手の活躍」以外にも大きな評価をもたらした。

② 海外の選手や関係者に対する接点は減少したが、その限られた中でも日本の「おもてなし」や「食文化」などはしっかりと伝わり、高い評価とともにSNS等を通じて世界中に拡散したようだ。


★ 東京オリパラの開催は訪日アピールの絶好のチャンスとされてきたが、コロナ禍の世論が影響したこともあり、日本政府観光局や一部の事業者以外は積極的に海外への情報発信をしなかった。一方で今でも海外ユーザーの日本情報のアップデートは頻繁であること、また対東南アジアを筆頭に訪韓プロモーションが盛んであることから、「機会と脅威」をしっかりと認識しつつ今こそ日本の良さを伝えなければならないことも明白である。ヒタヒタと迫っている渡航解禁・訪日再開時に「待ってました!日本に行く、そして〇〇に行きたい!」と思っていただくためには、情報発信、特に過度にPR色のないSNSの活用は効果的で、まさに今がインフォメーションの工夫のしどころと考える。


【記事の概要①】

日本の寿司が恋しすぎる米国の五輪選手

 寿司はすっかり世界各国でおなじみになり、今では「Sushi」という名称も浸透。カリフォルニアロールをはじめ、独自の進化を遂げた例も多くあります。

 そんな背景もあってか、東京五輪の開催中はやはり「本場の寿司を味わった」という選手や報道関係者のSNS投稿が目立ちました。

 ホテルにデリバリーした豪華握り寿司を披露したのは、米ニュース専門局CNNのホワイトハウス担当ケイト・ベネット記者。マグロが好物なのでしょうか。中トロや赤身など、マグロがたっぷり入った折り詰めに注目が集まりました。

 また、米テレビ番組「トゥデイ」や「デイトラインNBC」特派員のナタリー・モラレス氏は、寿司職人のすごさを伝えるため、「東京すしアカデミー」(東京都新宿区)に体験入学。恐る恐る魚をさばき、実際に寿司を握る様子をレポートした他、自身のSNSでもその裏側を報告しています。

 そして最近では、東京パラリンピックでボッチャに出場した英国代表デービッド・スミス選手が、選手村の食堂でたくさんの寿司を堪能したことが話題に。皆さん、日本の寿司に大満足だったようです。

 陸上・女子円盤投げ米国代表のレイチェル・ディンコフ選手はTikTokに動画を投稿。「東京から帰って寿司を食べています」と、箸を器用に使って上手に米国の寿司を掴み、カメラに見せています。

 また気軽に海外旅行ができる日が来たら、ぜひ日本にまた来て、おいしい寿司をお腹いっぱい楽しんでもらいたいですね。

(Hint-Potより抜粋)

【記事の概要②】

既存メディアの比ではないSNSの「臨場感とスピード」

 白熱した競技とは別に外国人選手や役員らによるSNSでの積極発信は、外国人観光客を受け入れる観光・旅行業界にとっても参考になることは多かったのではなかろうか。日本政府や各地の観光担当者らがプロモーションを展開するのとは異なり、個人が発信するクチコミ情報が日本のイメージを大きく左右したからだ。

 男子110メートルハードルの金メダリストのジャマイカのハンスル・パーチメント選手は準決勝直前、選手村から間違って競泳会場行きのバスに乗ってしまったという。途方に暮れていると、居合わせたボランティアがタクシー代を貸してくれ、事なきを得て、翌日の決勝で金メダルを獲得した。

 美談は続く。次の日、同選手は競泳会場を訪れ、タクシー代を貸してくれたボランティアを見つけ、ジャマイカ代表のTシャツを贈り、タクシー代も返し記念撮影をした。この模様を同選手がインスタグラムに載せると大きな反響があった。海外メディアがこれを取り上げ、情報はさらなる広がりを見せた。母国ジャマイカでは、観光大臣までが言及したらしい。

 ラグビー7人制アイルランド代表選手がTikTokで選手村の男子トイレを紹介した。便器の機能として、使用時に流れる水流音に驚き、感激したと明かしている。

 こうした心温まるエピソードやわれわれ日本人にとっては当たり前と思っていることも、外国人には、親切で細やかな配慮にあふれる素敵な日本を強く印象づけたのではないか。このことは、コロナ禍が収束したら日本に行ってみたいという動機につながる。

 これほどSNSの影響力は大きいし、何より当事者がほぼリアルタイムで発信するのだから、残念ながら臨場感やスピード感は既存メディアの比ではない。

 こうした事情が分かっているから、より多くの注目を集めるため効果的な撮影スポットを用意する、いわゆるインスタグラム映え対策を講じる施設や観光地も多い。

(観光経済新聞抜粋)


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