中国当局、アニメや子ども向け番組を規制 「ウルトラマンティガ」が削除に

【USPジャパンの視点】

要約

① 中国の国家ラジオテレビ総局が9月29日遅くの声明で、暴力や血、低俗な内容、性描写を含むアニメやその他の子ども向け番組を禁止すると発表した。

② 動画配信サイトでは、地球を守るスーパーヒーローを描いた日本の人気シリーズ「ウルトラマンティガ」が削除された。「暴力的な筋立て」を理由に削除された可能性がある。

解説

中国はここ1年間に、ゲームや教育、電子商取引などの分野で相次いで規制や罰則を打ち出してきたが、その流れを受けて今般動画コンテンツにもメスが入れられた形だ。

中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、中国による規制強化の動きについて、豊かな市場経済を構築するためであり、米国など西側諸国からの「後退」という批判は中傷だとする社説を掲載した。

私たちが訪日プロモーションのために配信を試みる「日本の地域や商品の紹介動画」が規制に引っかかるとは考えにくいものの、せっかくのPR動画が無駄にならないように信頼できるアドバイスを受けながらコンテンツ抽出から留意した方がよさそうである。



【記事の概要】

香港(CNN Business) 中国の国家ラジオテレビ総局がこのほど、暴力や血、低俗な内容、性描写を含むアニメやその他の子ども向け番組を禁止すると発表した。

当局は29日遅くの声明で、テレビ局は「悪しき物語に断固抵抗」し、「真善美を発揚する健全な内容の優れたアニメのみ」を放送しなければならないと述べた。

さらに「アニメの主な視聴層は子どもや若者だ」と説明。放送局は「若者の健全な成長」にとって良い環境を生み出す特別な子ども向けチャンネルを設置すべきだとしている。

新たな規制は、テレビ放送やストリームミング配信されるアニメに適用される。当局は特定の番組に言及しなかったものの、テレビ局などは速やかに規制を実施した。

動画配信サイトでは29日、怪物や異星人から地球を守るスーパーヒーローを描いた日本の人気シリーズ「ウルトラマンティガ」が削除された。国営環球時報は、戦闘シーンや爆発を含む「暴力的な筋立て」を理由に削除された可能性があると示唆している。

ウルトラマンティガの削除に対し、中国のファンからは反発や失望の声が上がった。中国のSNS「微博(ウェイボー)」ではこの話題がトレンド入り。放送禁止のニュースを伝えたアカウントは100万回以上の「いいね」を集めたものの、その後削除された。

「ウルトラマンティガ」は1996年に初放送された番組で、66年の放送開始後にアジア各地で人気を集めたウルトラマンシリーズの一部となっている。

中国のソーシャルメディアでは、対立は人生の一部であり、アニメは子どもに複雑な問題を教える貴重な手段だと指摘する声も出た。微博の別のユーザーは「この世界は白か黒なのか」と疑問を呈し、「人間の性質についてもっと触れた方がいいのではないか」と問いかけている。



【引用元】

https://jp.reuters.com/article/china-regulation-state-media-idJPL4N2Q40OZ



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