2021国慶節 中国国内旅行は停滞気味、感染症再拡大の影響か

要約

① 1日から始まった中国の国慶節を祝う大型連休が7日に終了、期間中の国内旅行者数は5億1500万人で前年同期より1.5%減であった。

② 8月末に福建省で感染力が強いデルタ型が確認され、その後も散発的に各地で感染者が出たため、省や市をまたぐ移動を控えた人が多かったもよう。

解説

★ 本年夏頃の中国からの情報は「もう普通に生活している人が多い」「国内旅行は2019年水準まで戻りつつある」という声が多かった。したがって先日までの国慶節休暇における国内旅行者数の予測も2019年比80%以上といわれていたが、実際は同比70.1%にとどまった。これはコロナ感染者の増加が影響したものと考えられる。

 一方で、もはや世界の常識は「新型コロナウイルス感染症は収束・再拡大を繰り返す」であり、そのことを考えると、爆発的な感染局面以外は日常生活(旅行を含む)との共存によって経済活動を維持する選択が現実的なのであろう。中国国慶節の旅行者数を、自国と照らし合わせてどのように評価するか、今後の観光旅行マインドへの影響も探っていきたい。



【記事の概要】

1日から始まった中国の国慶節(建国記念日)を祝う大型連休が7日に終了した。文化観光省は同日夜、期間中の国内旅行者数が5億1500万人で前年同期より1.5%減ったと発表した。連休直前に新型コロナウイルスの感染が広がり旅行を控えた人が多く、大型連休でも個人消費の停滞が鮮明となった。

文化観光省によると、国内旅行者数は新型コロナ発生前の2019年と比べて29.9%減だった。期間中の観光収入も3890億元(6兆6100億円)で前年同期比4.7%減り、19年比では40.1%減まで落ち込んだ。国慶節の直前に開業したユニバーサル・スタジオ北京(USB)がある北京市などが旅行客でにぎわった一方で、連休前に各地で発生した新型コロナの影響で人の移動は伸び悩んだ。

交通運輸省によると、連休初日の鉄道や航空などの旅客数は計6302万人だった。新型コロナ発生前の19年と比べて30%減となり、20年と比べても3.1%減だった。8月末に福建省で感染力が強いデルタ型が確認され、その後も散発的に各地で感染者が出たため、省や市をまたぐ移動を控えた人が多かったもよう。

復調傾向だったのが映画だ。調査会社の芸恩諮詢(エントグループ)によると、7日夜時点の興行収入は43億元を超え、20年(約37億元)を上回った。興行収入が30億元を超えるヒット作が出たほか、旅行を控えた人を中心に身近な娯楽として利用が増えたとみられる。19年は約44億元で、コロナ発生前と同規模まで回復しつつある。



【引用元】

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM07B310X01C21A0000000/



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