タイ政府、外国人旅行者受け入れ再開と観光復興政策

【USPジャパンの視点】

要約

① タイ国政府観光庁は、2021年11月から低リスク国・地域からの外国人観光客の受け入れを再開するにあたり、2022年度のタイ誘客インバウンド政策を明らかにした。

② 外国人旅行者受け入れ再開に向けて、「BLUE (Business and Leisure Ultimate Experience) Zone 」と名付けた観光復興政策を2022年にかけて推進していく。

解説

★ タイは世界でも有数の観光大国として知られており、2019年の国際観光客数は約3,979万人、国際観光収入は約64,965百万米ドルを記録、これはいずれも日本を上回る数字である。また、2018年の観光収入は名目GDPの12.49%を占めており、他国と比べて名目GDPに対する観光収入の割合が突出していることからも、観光産業がいかにタイにとって重要な産業となっているかがわかる。

 コロナ禍から抜け出したとは言えないタイミングでの「国際観光再開」は、上記のようなやむを得ない背景からの判断だといえよう。

 窮地に陥った中での判断とは言え、その内容は単純な再開にとどまっておらず、国際観光の拠点として重要な地域のマーケティングを強化し、「BLUE (Business and Leisure Ultimate Experience) Zone 」と名付けた観光復興政策を公表している。

 withコロナの観光に加え、世界の潮流である「SDGs」「サスティナブル」を意識した観光復興政策は、今後再開する日本の具体的な方針にも盛り込むことが予想されることから注視していきたい。




【記事の概要】

 タイ国政府観光庁は、2021年11月から低リスク国・地域からの外国人観光客の受け入れを再開するにあたり、2022年度のタイ誘客インバウンド政策を明らかにした。

 タイ政府は先日、日本を含む46カ国・地域を低リスクの対象として承認。承認国に21日以上滞在している場合は、タイ入国後の隔離は免除される。また、12月1日から、飲食店でのアルコール提供、娯楽施設やリラクゼーション施設の営業も再開される見込みだ。

 同庁のタネート・ペースワン副総裁は、オンラインで開催された「タイランド・ツーリズム・フォーラム」で、今後の方針について「健康やスポーツ、国連の提唱するSDGsに沿った持続可能な観光の実現を目指す」と説明。さまざまな緩和によって、「今年年末から来年初頭にかけて、徐々に外国人旅行者が増えていくだろう」と期待感を表した。

 外国人旅行者受け入れ再開に向けて、タイ国内の観光収入の15%以上が外国人観光客による地域、近隣諸国と陸路で往来が可能な地域、歴史文化遺産などで観光の潜在性が高い地域でのマーケティングを強化し、「BLUE (Business and Leisure Ultimate Experience) Zone 」と名付けた観光復興政策を2022年にかけて推進していく。

政策の柱となる5つの指針

〇 新たな世界標準の観光地にする。

〇 質の高い観光客により高付加価値な旅行体験を提供する。

〇 安全安心のイメージを高め、他では得られない感動体験の認知度を高める。

〇 衛生面で安全に滞在できることを観光客に知ってもらう。

〇 ニューノーマルのもと、個人・組織レベルで衛生対策を徹底する。



【引用元】

https://www.travelvoice.jp/20211026-149903



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