11月11日「独身の日」に中国人はどれくらいお金を使うのか?

【USPジャパンの視点】

要約

① 昨年2020年の独身の日セールの取引額は約8,000億元 (約14兆円)、本年の調査によると、85%の消費者が昨年と同じかそれ以上の支出を予定していると回答している。

② 消費者の32%がライブコマースを通じて予算の50%以上を支出すると回答、Z世代の消費者では94%がライブコマースでの買い物を希望しており、うち49%が信頼性を購入の判断基準としている。

解説

★ 年々加熱する「独身の日」商戦だが、少し冷え込み気味の中国消費の活性化にはうってつけのイベントだ。日本においては、直接的なメリットを享受する出品企業も多いが、一方ではコロナ禍で読みにくくなっている日本ブランド人気のバロメーターとしても注目する価値はありそうだ。

 渡航解禁後に訪日中国人が「消費意欲旺盛なショッピングツーリストとして戻ってくるのか」、「買物関心度の変化があるのか、どの程度なのか」など、私たちも様々な角度から11月11日を見守る必要がありそうだ。



【記事の概要】

 グローバル・コンサルティング・ファームのアリックスパートナーズはこのほど、中国の独身の日に関する消費者調査レポートを発表した。調査は今年で4回目となり、中国全土2,000名以上の消費者を対象に実施した。

 昨年2020年の独身の日セールでは、GMV(流通取引総額)で約8,000億元 (約14兆円) を記録、日本の小売最大手イオンとセブン&アイ・ホールディングスの2020年度連結売上高の合計金額に匹敵する規模となった。

中国の消費者の半数が3,000人民元(約53,000円)以上の支出を予定

 足元では中国の不動産市場の冷え込みが取り沙汰されているが、今年の独身の日のセールの消費は昨年に続き拡大すると予測する。本調査によると、85%の消費者が昨年と同じかそれ以上の支出を予定していると回答している。

 半数は3,000人民元(約53,000円)以上の支出を予定、また消費者の買い物習慣は根本的にシフトしており、36%が新型コロナウイルス感染症の安全上の懸念だけでなく、利便性の観点からオンラインで買い物をすると回答している。

ライブコマース参加は97%、Z世代の94%がライブコマースでの購入を希望

 ライブコマースについては、中国の消費者の97%が参加する予定と回答。また、ライブコマースに参加予定と回答した消費者のうち60%が参加理由として「製品の詳細を理解するため」と回答しており、中でもコスメ・スキンケアを購入する消費者の72%が同様の理由で参加を希望している。

 さらに、53%の消費者が割引や限定割引または無料ギフトの提供を参加理由に挙げており、それらはライブストリーミングならではの魅力のあるコンテンツと捉えられている。注目すべきは、消費者の32%がライブコマースを通じて予算の50%以上を支出すると回答していることで、前年比14%増となっている。Z世代の消費者では94%がライブコマースでの買い物を希望しており、うち49%が信頼性を購入の判断基準としている。

日本ブラントが最も人気、中国ブランドやインフルエンサーとのコラボ施策が有効

 海外ブランドに支出する予定がある消費者のうち50%が日本のブランドの購入を予定しており、最も人気となっている。今年は購入金額全体の平均27%を海外ブランド向けに使うと回答しており、海外ブランド購入予定の消費者の62%が「高品質・高いデザイン性」を理由に挙げている。

 アリックスパートナーズの東京オフィス担当者は、「作年の売上上位に入った海外のブランドは、中国市場のトレンドを踏まえ、中国人インフルエンサーと組んでのライブコマースの実施、独身の日の前から製品認知を高めるためのポップアップストアの設置、中国で人気のキャラクターとのコラボ製品開発といった販売施策を実施している」と述べている。


【引用元】

https://dime.jp/genre/1252937/



訪日再開前の今こそ、それぞれのインバウンド対策を!

USPジャパンでは、「戦略構築」から「実践対応」(情報収集、受入れ環境整備、プロモーションなど)まで、事業者さまのインバウンドお取組みを業界随一のエキスパートがサポートいたします。

訪日再開前の今こそ、2022年以降のインバウンド売上獲得に向けた施策準備の絶好機です!

初回ご相談は無料とさせていただきますので、お気軽にお問合せください! 

神林 kan@usp.co.jp 080-3404-6681

0コメント

  • 1000 / 1000