グローバルレポート|世界のラグジュアリーブランドの最新の敵、オミクロンの紹介

Jing Daily  11月28日

先週発見された新たなCOVID19変異種は2022年の第一四半期に小売業界がどのようになるか、という深刻な問題を提起した。特に過去6ヶ月間、回復を歓迎してきたラグジュアリーブランドにとってはなおさらの事。現在のところは新しい変異種、オミクロン、の脅威がどの程度となるかは未知数。各国はその拡散をなるべく抑えようと早急に手を打っている。しかし、もしこの変異種がデルタ同様素早く拡散すると、ラグジュアリー業界にとっては今後また何ヶ月も厳しい時が訪れることを意味している。

この強力な変異種が意味する物とは中国本土へのリソースのシフトが2022年まで継続する可能性があるということ。中国の消費者はいまだに多くのラグジュアリーショッピングを国内で行っている。これはラグジュアリーショッピングを何年も海外で行っていた後の構造変化であり、ブランドが投資戦略、そしてEコマースと実店舗のバランスを再度考え直す必要があるということを意味する。

中国の小売業界、ラグジュアリー業界においても2020年と2022年では大きな違いがある。まず、大きな旗艦店が主流だった過去と比較し、マーケットは今や小さな、そして身近な店舗を中心としている。2番目に、グローサリーからラグジュアリーのハンドバックまでEコマースで購入したこの2年間の後、消費者は中国の高級小売店に需要を求めるようになった。具体的にはオン、オフラインのギャップを埋めるブティックなど。今や消費者は、ラグジュアリーブランドが単にブティックで販売されている製品以上のものを提供することを期待しているため、長期的に販売を促進し、消費者を実店舗に引き戻すには、体験型の高級品が不可欠となっている。深圳にあるバーバリーのソーシャル小売店から上海のテイファニーのブルーボックスカフェ、北京のラルフローレンのコーヒー店など、ブランドは単純に物を買うことから顧客を魅了するように努めなくてはならなくなっている。これは、追加の封鎖または物理的な小売店の閉鎖を引き起こす可能性のある中国での大規模なCOVID-19の発生を除いて、2022年も引き続き当てはまる。

世界はオミクロンの亜種に関するより多くの情報を切望しているが、2022年の計画を立てるのに苦労している高級ブランドにとってはこれ以上の賭けはない。ヨーロッパや北米などの主要市場で状況が改善し、完全にグローバルなマーケティング計画を立ち上げるべきなのか? あるいは、中国の高級市場への注目が高まっており、現在進行中のパンデミックは、どのような形や形態であれ、世界の高級市場と世界の全体計画に大混乱をもたらし続けているため、過去2年間の中国寄りの取り組みは続くのか。

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