UNWTO(世界観光機構)プレスリリース【USP グローバルレポート】

UNWTO(世界観光機構)プレスリリース【USP グローバルレポート】

海外ツーリズム成長は世界経済を追い越す勢いに

International Tourism Growth Continues to Outpace the Global Economy

https://www.unwto.org/international-tourism-growth-continue…

UNWTO Press Release 2020年1月20日

2019年世界の旅行者到着数は15億人を記録しました。前年比4%増でこれは2020年の予測でもあります。ツーリズムが現在の不確実な世界において、主要で回復力のある経済部門であることを裏付けています。同様にこのような成長を責任もって管理し、観光が世界中のコミュニティーにもたらす機会を最大限に活用することを求めています。

世界の旅行者数、 10年間のトレンドを報告している最新のUNWTO ワールドツーリズムバロメーターによるとこの10年間ツーリズムは継続して成長しています。

2019年は全ての地域で海外旅行者到着数が増加しました。しかしながら英国のEU離脱、トマスクックの崩壊、政治、社会不安、世界の経済の減速など全ては2017,18年の並外れた成長と比較し、2019年の成長の減速の要因となっています。特にこの減速は先進国経済、特にヨーロッパ、アジア、太平洋地域に影響を及ぼしました。

2020年は3-4%が予想されます。この予測は最新のUNWTO信頼度指数を反映しています。参加者の47%はツーリズムが2019年の実績よりも良くなると予測し、43%は同等レベルであると予測しています。東京オリンピックを含む主要スポーツイベント、ドバイのエキスポ2020などのイベントが業界にプラスの影響を及ぼすでしょう。

中東がリード

2019年の海外のツーリズム到着で最も急成長したのは中東で、世界の平均の倍の成長を遂げました。(+8%) アジア、太平洋の成長は鈍化しましたが、まだ平均以上で5%増となりました。

ヨーロッパは前年よりも鈍りましたが(+4%)引き続き到着数はプラスで、昨年は743百万人の海外観光客を迎えました。(グローバルマーケットの51%)。アメリカ(+2%)は複雑な結果を示しました。カリブ海の島々は2017年のハリケーンから回復しましたが、南米は今も続く社会、政治不安で到着がマイナスとなりました。アフリカ(+4%)のデータは限られたものですが北アフリカは引き続き好調(+9%)でサハラ以南は鈍化しました。(+1.5%)

観光支出は依然として強い

世界的な経済の減速にも関わらず、ツーリズムの消費は特に世界のトップ10の消費国において成長し続けています。フランスは海外ツーリズム支出で世界のトップ10で最も成長著しく(+11%),米国はドル高で成長しています。(+6%)ブラジル、サウジアラビアなどの新興国はツーリズム消費が減少し、中国は2019年上半期アウトバウンド旅行者14%増となりましたが消費は4%減という結果でした。

ツーリズムは「必要な機会」を提供する

「海外のツーリズムでUSD10億以上の収益をあげた旅行先は1998比で倍となっています。我々が直面しているチャレンジはこの収益をなるべく広範囲の地域で享受し、誰も取り残されてはならないということです。2020年UNWTOは「ツーリズムと地方開発」をお祝いし、この業界が地域コミュニティーにプラスの変化をもたらし、雇用を促進し、機会を増やし、経済成長を促し、文化を守ることを期待します。」とUNWTO事務局長。

国連75周年の祝いを通じて2020年、国連は全ての人、国が良くなるため世界的な協力を目的とした話し合いをしますが、ツーリズムはその中でも優先順位が高く位置づけられます。

日本語概要訳:USPジャパン

https://www.unwto.org/international-tourism-growth-continue…

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