中国人ツーリスト動向【USP グローバルレポート】

中国人ツーリスト動向【USP グローバルレポート】

旅行者が抗議行動の香港、そして台湾に背を向ける中、日本への中国人旅行者は過去最高に

Chinese tourism to Japan hits record highs, as travellers turn their back on protest-hit Hong Kong, Taiwan

https://www.scmp.com/…/chinese-tourism-japan-hits-record-hi…

South China Morning Post 2019年11月24日

深圳のLi Yueと妻はクリスマスホリデーにはイルミネーションを見るため頻繁に香港を訪れ、中国本土ではなかなか購入できない海外ブランドの買物をしていました。しかし今年は抗議行動が激しい香港をスキップし日本に行く事を考えています。

「前は先進国のビザ取得は難しく、そのため香港は世界の品物が買え、国際的な雰囲気を楽しみ、世界からの人達に会うため最も便利な場所でした。しかし、今、我々本土の者にとって香港、台湾両方とも行きにくくなりました。そこで日本は次のチョイスとして最高です。」と40代、ITエンジニアのリーは言う。

リー、そして妻は日本を訪問する、現在増えつつあるミドル、もしくはアッパーミドルクラスの中国人です。世界第二位、三位の経済大国である中国、日本は難しい2国間の関係を強いられてきました。多くの中国人は第二次世界大戦中の日本の占領を日本が十分理解していないと感じ、一方、東シナ海の島々における中国の主張の高まりは地域の緊張を高めています。この危なげな関係はナショナリズムの高まりでさらに緊張が高まり、2国間の貿易関係に複雑な影響を及ぼしていました。しかし、反政府活動で香港への旅行者が減り、台湾でのグループ、個人ツアーの制限が影響し、日本への中国人旅行者が最高となり、旅行者の態度にも変化がみられます。

「日本に何回かいった後、日本とのコンタクトが増え、今は日本の文化を以前よりも深く理解しています。2000年代は数年に亘り多くの中国人が反日でしたが今や私の友達の多くは日本が調和のとれた、フレンドリーで、成熟した現代の国であると思っています。」と上海にメディアマネージャー。

北京に住むFrank Cuiはかつて日本に何年も住んだことがあり、今は中国の企業とアジアの才能のある者を結ぶ技術系コンサルト会社を運営しており、中国と日本の関係は新しい段階に入ったと言います。「日本と中国の関係 — 政府、民間ともに、この10年で最も良いハネムーン時期と言えます」日本は中国人ツーリストの間で最も人気のある目的地の一つで、昨年は838万人の中国人が日本を訪問しています。中国人旅行者は1兆5千億円以上消費し、海外旅行者消費額の34%を占めています。

「以前は2ヶ月おきくらいに香港にショッピングに行っていましたがこの夏以来私達の殆どは日本かマカオに消費財を買いに行っています」とStephen Yao。彼は広州のビジネスマンで今年既に3回日本に行き、毎日50,000元を消費しました。「中国元は円に対し価値が下がってしまいましたが、中国人ツーリストが日本で消費する事には影響を与えていません。」

多くの中国人旅行者が賑やかな都市、歴史的な寺を訪れている一方、また多くは健康診断、不動産物件探し、そして新しいビジネスチャンスを模索しています。

「私の会社は昨年500人の中国人富裕層にサービス提供をしました。彼らはゴルフ、健康診断、そして不動産投資を目的に日本に行きました。今年は最初の11ヶ月で既に600名以上の顧客を受け入れました。」と東京の中国ツアー会社のEiha Jo氏。中国の中産階級の家族も8000万円から15000万円のフラット物件を探し、一方上場企業、または民間企業は病院、温泉、ゴルフコースへの投資先を探していました。

日本への中国人訪問者は2019年上期、前年比11.7%増の450百万に達しましたが、専門家は年末迄に1000万人を越えると予測しています。この増加は日本への中国人の印象を変えています。「過去2年間、私の友達の多くは日本に旅行し、多くは日本の社会が好きになって、1年に数回訪日する事を好んでいます。この数年で私の友達4人は日本の不動産に投資をしました。東京の1ベッドルームから、田舎の一戸建てまでです。」と話すのは杭州の34歳写真家のXia Xiaonuan。

日本語概要訳:USPジャパン

https://www.scmp.com/…/chinese-tourism-japan-hits-record-hi…

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