世界ツーリスト動向【USP グローバルレポート】
もし旅行が好きなら、これらの国を訪問リストに入れるべき
If you like travelling, these countries should be on your list
https://www.weforum.org/…/…/travel-tourism-top-destinations/
World Economic Forum 2019年10月24日
二酸化炭素収支がマイナスのブータンが2020年訪れるべき国トップ10の一位に選ばれました。世界の旅行&ツーリズムにとって持続可能性がいかに重要かを反映した結果となっています。
ロンリープラネットは話題性、ユニークな経験、「すごい」という指標に基づいて上位10カ国、地域、都市、そして最も価値ある目的地を選択しています。持続可能なツーリズムは非常に重要な要素となっています。
海外旅行の環境への影響がますます懸念される中、ツーリズムは急成長しており、2000年のUSD4,750億から2018年にはUSD14,000億に成長しています。
以下はロンリープラネットのライター、編集者、インフルエンサーが選ぶ2020年のトップ10の国です。
1. ブータン:国の政策で60%の森林維持を掲げ、実際70%を超え、二酸化炭素収支マイナスが最も高い国となっています。2020年に完全にオーガニックになることを目指しており、また1972年から国民をGross National Happinessで測っています。国として「価値が高く、影響の少ない」ツーリズムを目指し、旅行者には高い日額の支払いを課しています。その見返りは環境に配慮したゴミの少ない山道を旅行者が歩くことです。
2. 英国:旅行者は個人所有の山、湿原、ヒース、ダウンズに行くことができます。2020年に政府は新たなイングランドコーストパスをオープンします。同国のすべてのコーストラインにアクセスでき、それは3,000マイルにも及びます。
3. 北マケドニア:スローフード、自然環境下での採餌で人気のバルカン地域の小国で、ギリシャとの新たな良好な関係を迎えています。ユネスコに保護されたオフリド湖への飛行ルートもスタート。495kmのハイスカルダストレイルも立ち上げました。
4. アルバ:2020年に100%再生可能エネルギーに移行する計画があります。南部の都市、サンニコラスはカラフルなルネッサンス文化に彩られ、芸術家たちは年間を通じてポップアップカーニバルを催しています。
5. エスワティ二:スワジランドとかつては呼ばれており、最も評価が低く、旅行者も少ないアフリカ南部の国の一つです。文化、アドベンチャー、ワイルドライフに溢れており、新しい国際空港もでき、道路のインフラも改善しています。
6. コスタリカ:このトロピカルな楽園は持続可能なツーリズムを推進し、90%以上は再生可能エネルギーで、カーボンニュートラルを目指しています。
7. オランダ:来年は第二次世界大戦終了から75周年を迎え、国を上げてイベントを計画しています。ロンリープラネットは4、5月が訪れるべき月としています。王の日、解放の日、ユーロビジョンソングコンテストなどがあります。
8. リベリア:西アフリカで2番目に大きな熱帯雨林があります。ノルウエーとの取引により、2020年までに森林破壊を止め、将来の世代のために貴重な生物多様性を維持したいと考えています。
9. モロッコ:マラケシュは2020年にアフリカの最初の文化の首都になります。アフリカ初の高速列車により、カサブランカからタンジールまでたったの2時間で行くことができます。
10. ウルグアイ:近年、同国は世界で最も進歩している国となっています。それはマリファナの合法化からLGBTQ+の権利、持続可能なツーリズムの促進までを意味します。またワイン産業が成長しており、600km以上のリオデラプラタと大西洋岸があります。
日本語概要訳:USPジャパン
https://www.weforum.org/…/…/travel-tourism-top-destinations/
0コメント