訪日外国人動向【USP グローバルレポート】

訪日外国人動向【USP グローバルレポート】

外国人観光客が急増する中、日本のタトゥータブーが疑問視

Tatoo taboo in Japan called into question amid surge in foreign tourists

https://mainichi.jp/eng…/articles/20191009/…/00m/0na/021000c

The Mainichi 2019年10月10日

2019ラグビーワールドカップ、さらに2020年オリンピック、パラリンピックに多くのツーリストの来日が予想される中、日本の刺青に対する長年の意識に疑問が投げかけられています。

フリーランスライターで雑誌の編集者でもある川崎美穂氏46歳は2018年5月よりタトゥーに寛大な温泉、銭湯、ジム、ホテル、旅館、プール、ビーチ(多くの場合刺青をした顧客の入場を断っている施設)の情報を提供するウエッブサイトをスタートさせました。

タトゥーは多くの国において文化、もしくはファッショントレンドの一部ですが、日本の数多くの施設においては刺青がしばしばやくざと関連がある事から入場を禁止しています。川崎氏ほか同じ考えの人たちはそのような慣習に異論を唱えています。

10月7日時点で「タトゥーフレンドリー」ウエッブサイトは日英両言語で1118拠点の情報を提供しています。ユーザーは詳細な条件、例えば「全てのタトゥーが受け入れ可能」「タトゥーを隠していれば可能」「タトゥー1つなら可能」「外国人のタトゥーのみ可能」といったような条件で検索ができます。

川崎氏は10代後半にタトゥーを施した多くの友達から興味を持ち始めました。タトゥースタジオを訪問したり海外の刺青文化などを調査し、タトゥーについて多く学びました。そして2013年までタトゥーマガジンの編集も手がけています。

彼女は刺青をしている顧客を受け入れていないということを知らずに施設に行き、断られた海外のツーリストに質問され、彼女自信のウエッブサイトの立ち上げを決意しました。サイトはhttps://tattoo-friendly.jp/ になります。

鶴大学の文化人類学の教授であり、「刺青と日本人」の著者である山本義美氏によると、世界中の人間は古代から身体を装飾する方法として刺青を使用してきました。

日本人は時代と地域に応じて刺青に関するさまざまな認識を持っていますが、刺青は主に1960年代および1970年代にやくざ映画に登場したことから、組織犯罪シンジケートにリンクし始めました。それ以来、刺青は一般的に日本のやくざに関連付けられています。

観光庁(JTA)は、全国の約3,800の施設を対象に調査を実施し、2015年10月に約600人の回答者の56%が刺青をした顧客の施設での入浴を禁止したと発表しました。その結果に基づき、2016年3月にJTAは日本スパ協会およびその他の団体に、刺青をした外国人に対処する方法を通知ししています。

関東弁護士会連合会が2014年6月に20代から60代の1,000人の男女を対象に実施した調査によると、過去にタトゥーやボディーインクを使用していると答えた回答者は1.6%のみでした。刺青で何を思い出したかを尋ねる複数回答の質問に対して、55.7%が「無法者」と答え、47.5%が「犯罪」と答え、24.7%だけが「芸術、祭り、ファッション」を選んでいます。

一方、回答者の95.5%は、刺青を施した人からの暴行や脅迫(不快感などの感情的な痛みは含まない)などの実際の危害を受けたことがないと回答しています。これは、日本人が刺青の誤解に基づいて人々を判断しているという事を反映しています。

「刺青をしている私の周りの人々はすべて温かい人格を持っています、そして、彼らの誰もギャングではありません」と川崎氏。彼女は、「刺青について不快に感じる人がいるという事実を否定することはできませんが、ネガティブで固定された概念に基づいて他の人を排除することを止め、他の人と知り合うことから始めることをお勧めします。」と述べています。

日本語概要訳:USPジャパン

https://mainichi.jp/eng…/articles/20191009/…/00m/0na/021000c

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