スペイン ツーリスト動向【USP グローバルレポート】
マドリッド、バルセロナの旅行者買物額が減少
Shopping Tourism in Madrid and Barcelona Dropped
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Tourism Review 2019年3月4日
Planetの調査によると2018年マドリッド、バルセロナのショッピングツーリズムはそれぞれ9%、8%の減少となりました。ロシア、そしてアルゼンチン市場の不安定な経済状況が影響したことによります。スペインを訪れる海外ツーリストの支出の減少も大きく、ショッピングツーリズムの主要5カ国も同様の結果となっています。具体的には中国(-4%),ロシア( -18%),米国(変更なし)アルゼンチン(-34%),一方韓国は増加(15%)。
ショッピング目的としてマドリッドを選んだ国トップ5は中国、アメリカ、メキシコ、アルゼンチン、コロンビアそしてバルセロナを選んだのは中国、ロシア、アメリカ、アルゼンチン、韓国。
2019年調査によるとスペインはラグジュアリーショッピングにはあまり興味がなく、買い易いナショナルブランド、もしくは商品を望み、平均的予算、購買力があるツーリストにとって魅力的な訪問先となっています。彼ら旅行者は全体として旅行の経験に魅力を感じています。
今年第一四半期、EU圏外からスペインを訪れるツーリストの消費は1.3%増。台湾(49.2%)、日本(21.8%),中国(17.5%)の到着数増を予想しています。
2018年度スペインを訪れたEU圏外ツーリストで最も多かったのは中国の27% ですが、昨年と比較すると4%の減少。そして平均支出額はEURO 629(約78,000円)となっています。前年より文化、ガストロノミーへの支出が増加し、ラグジュアリーの買物はフランス、イタリアにシフトするようになっています。
中国についで消費額が著しく減少したのはロシア(—18%)。ルーブルの切り下げ、米国の制裁措置により過去2年間で支出額が最も低くなっています。スペインでの平均支出額はEUR348(約43000円)。ショッピングツーリズムで3番目に位置する米国は安定しており、平均支出額はEURO549(約68,000円)。EU圏外からの到着の8%を占めています。
韓国は2018年のスペインのショッピングツーリズムでは驚くべき結果を残しており、購買は15%増、平均支出額はEURO358(約44,000円)となっています。
日本語概要訳:USPジャパン
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