グローバルレポート|ドバイはコロナウイルスパンデミックの最中観光を再開

AP通信 2020年7月7日

ドバイは7月7日にツーリズムを再開すると発表した。ドル、ポンド、元、ルピーと旅行者の消費に頼る同国にとって、これは疑問が残るとも言える。コロナウイルスが同国を脅かしている状況ではあるものの、同国はビーチ、ショッピングモールに人々を呼び戻したいと願う。”ドバイは安全”と宣伝することでツーリズムにとっては重要な冬を前に、観光客を呼び戻したい。しかし、すべてはアラブ首長国連邦のウイルス対策次第。

  • ドバイは首長のおかげでエミレーツ航空を利用し、旅行者を魅了する世界最高の高さを誇るブルジュ・カリファ、帆型のブルジュアルアラブなどの高級ホテルで有名。2019年には1670万人の海外旅行者を受け入れている。旅行者のトップはインド、サウジアラビア、英国、オマーン、中国、ロシア、米国などで741あるホテルの昨年の稼働率は75%、旅行者は平均3.5日滞在している。それら旅行者はレストラン、バー、ナイトライフで多くを消費。近隣諸国では飲酒は禁止となっているが、ドバイでは重要な売上の一部であった。
  • パンデミックが拡大する以前、世界的エネルギー価格の下落、同市の不動産価格の下落、さらに貿易摩擦などの要因で失業が増加。ウイルス拡散が状況をさらに悪くした。特に2020年に計画されていたエキスポも翌年に延期されている。
  • ツーリズムの再開は同国にとって重要事項。小売売り上げもツーリスト減で大きく影響を受けている。同国は全ての収入の35%あまりがツーリストの小売売上となっている。今は自信を取り戻すことが重要であり、誰かがまず第一歩を踏み出さなくてはならない。エミレーツのスポンサーのフランスのオリンピックリヨンサッカーチームは最近の試合で「ドバイはオープン」というジャージを着用。入国審査では「あなたの第二の故郷へようこそ」というステッカーをアラビア語、英語両方でパスポートに貼り付けるなどしている。
  • しかし、リスクは依然としてある。エミレーツ航空はウイルスの脅威からパキスタンへのフライトをストップ。同国在住の9百万人中5万人超が感染しており、4万人は回復し、321名が死亡している。
  • Rove ホテルでは体温計を持っているスタッフが館内に入る全ての人の体温チェックをし、らくだの銅像、大型のぬいぐるみもマスクを着用している。同ホテルチェーンでは他の企業同様政府の規制にそった消毒方法に従っている。政府の基準にそった対策に従うことが重要との認識を共有。またツーリストはフライトの96時間以内にCOVID19の検査を受け、陰性であると示さなくてはならない。もしくは到着後に検査を受け、陰性が証明されるまでは空港に止まらなくてはならない。また旅行者はCOVID19をカバーする保険を保有し、処置等にかかった経費は負担すると証明しなくてはならない。

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