グローバルレポート|アジア太平洋地域のツーリズム、つまずきながらそれぞれの再開を果たしている。

ジャパンタイムス 2020年7月31日

コロナウイルスパンデミックにより旅行が大きく制限された後、アジア太平洋地域の旅行会社は徐々に幾つかの失敗を伴いながらも、業務を再開し始めている。

  • オーストラリアのクイーンズランド州はまもなくシドニーからの旅行者を失うことになろう。クイーンズランド州は全ての州からの旅行者を受け入れてきたが、コロナウイルスのホットスポットとされたヴィクトリア州からの旅行者は受け入れていない。しかし、シドニーの感染増によりシドニーからの旅行者も拒否している。クイーンズランド州にとってシドニーからの旅行者の収入は約40% を占めている。クイーンズランド州観光産業評議会副首相はCOVID19の感染者をなくす事の方が旅行者を受け入れ、混迷するツーリズム業界を支えるよりも重要と述べている。
  • ベトナムの人気の目的地、ダナンでは先週1名が感染し、たちまち100名が陽性となった。ダナンは1日約50,000人のツーリストで賑わっているが、ロックダウンの結果全くのからの状態となった。
  • 香港は3月に境界封鎖を行い90%の旅行者をシャットダウンした。当初、香港はパンデミック拡散防止に成功し、5,6月と地元の感染者をゼロに抑えた。その後政府は規制を緩め、ホテルは「staycation」]パッケージを用意しテーマパークも再開した。しかし7月の感染増で何百人もの市民が感染し、旅行産業は再度危機に直面した。
  • 日本は夏休みの旅行増により国中で感染が拡大。最近では新規感染者が1,000人を超え死亡者も1,000人を上回り、31,000名以上が感染している。安倍首相のGO TO トラベルキャンペーンは国内旅行のディスカウント、インセンティブを提供し、感染のホットスポットである東京を除外しているものの、批評家の批判を受けている。
  • タイはベトナム同様パンデミックについては成功したとみられていたが、ここ数週間で3,300人の感染者が出ている。皆海外からの帰国者となっている。タイの内閣はツーリズム業界救済(GDPの10%を占める)のため,今週USD7億の3つのプロジェクトを承認。
  • インドネシア、バリは4ヶ月間のロックダウンの後国内旅行者に対し旅行を再開。9月には海外旅行者の受け入れも再開する。3月にはビーチから人が消え、当局は公共の活動を制限し、飛行場閉鎖、店舗、バー、レストラン他も閉鎖した。バリ島は毎年海外から6百万人,インドネシアからは100万人を受け入れている。コロナウイルスにより旅行産業はUSD5億を失ったといわれている。

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