サステナビリティ事業

「奥多摩町の自然を次世代へ――Leave No Traceの精神で取り組む、持続可能なマナー啓発の重要性」

   

青梅・奥多摩(うめたまエリア)の美しい自然環境を守り、誰もが気持ちよく過ごせる地域づくりを目指して。USPジャパンではうめたまエリアのインスタグラム(umetama.official)運用等を通じて、地域と来訪者が良好な関係を築くための情報発信を行って来ました。

コロナ禍を経て、近年、観光客の増加に伴うゴミ放置や直火利用、渋滞などに加え、熊の出没リスクへの対応など奥多摩への来訪者(訪日ゲスト・在日外国人を含む)への適切なルール案内など、マナー啓発の重要性が一層高まっています。

そうした中、この度奥多摩町より「マナー啓発動画」および「啓発フライヤー」の制作を依頼されました。

     

「規制や罰則」ではなく「意識して守る」アプローチ

 
   

 

奥多摩町および青梅市が大切にしているのは、「Leave No Trace(リーブノートレース=自然に与える影響を最小限に抑える)」の精神です。

ただ「〜禁止」「違反したら罰金」といった厳しい規制やペナルティで縛るのではなく、「豊かな自然が好きだからこそ、みんなで意識して守ろう」という自主的なマナー遵守を促す啓発を主流としています。

今回制作した啓発コンテンツも、この理念を軸に構成しています。

     

フライヤー・動画における主要な啓発ポイント

     

 

今回の制作物では、河川敷や自然を楽しむ上で特に重要な「守ってほしい7つのルール」を整理し、視覚的にわかりやすく伝えています。

  1. ゴミの持ち帰りと野生動物(熊)対策
    • 食べ残しやゴミの放置がクマなどの野生動物を引き寄せる危険性を啓発。
    • やむを得ず持ち帰れない方向けに「観光客専用ごみ袋(販売・回収)」の利用手順も案内。
  2. 直火の禁止と環境配慮
    • 直火(石や地面の上での直接の火利用)を避け、必ずBBQ台・焚き火台を使用。
  3. テント・タープ設営の制限
    • 無料キャンプ場ではないエリアでの無許可設営や宿泊の防止。
  4. 自然の音を楽しむ環境づくり
    • 大音量のスピーカーや楽器、大声を控え、川のせせらぎや鳥の声を楽しむマナー。
  5. 自然の保護
    • 石の移動、植物の採取、生き物の捕獲を行わず、ありのまま残す。
  6. 野生動物とのディスタンス
    • 餌やりや接近を避け、行動変化やリスクを防ぐ。
  7. 最新情報の確認
    • SNS上の古い情報・誤情報に惑わされず、現地案内所などで最新ルールを確認する重要性を提示。
     

多言語・ビジュアル発信で訪日ゲストや若年層へアプローチ

 
   

啓発動画・フライヤーは日本語・英語の2カ国語に対応させ、直感的に内容が伝わるフライヤーはピクトグラムやイラストを配置。動画は美しい奥多摩の映像とともに「なぜそのマナーが必要なのか」という共感を呼ぶストーリー構成を取り入れています。

     

自然と共生する持続可能な観光地づくりを目指して

秩父多摩甲斐国立公園に位置する奥多摩の素晴らしい景観を、次の世代へと繋いでいくために。

USPジャパンはこれからも、地域行政や事業者、そして訪れる来訪者の皆様とともに、持続可能な観光推進と心に残る地域プロモーションに取り組んでいきます。

USPジャパン 横澤武留

 

関連ブログ記事

TOP