地域振興事業

南紀串本町「最南端の町からロケット最先端のまちへ」

   

私は鈴木伸二といい、㈱USPジャパンで、串本町ライセンス管理事務局を担当し、町の活性化やブランディングの業務の支援をしています。 串本町から2022年中に、人工衛星を搭載したロケットが発射されます。カイロスという名前で、今後年間20回ほどの発射が計画されています。ここに活性化のチャンスがあります。

     

宇宙産業を振興する串本町をロゴマークや画像を作ってイメージできるようにしました。

 
   

串本町の橋杭岩の向こうに、ロケットの美しい軌跡が見えます。大空に向かって人工衛星を乗せ宇宙へ運びます。ここは新たな日本の宇宙ビジネスの始まりの場所、SPACETOWN KUSHIMOTOとして、世界中から注目されるようになります。ロケット射場が作るイメージが新たに加わり、スケールアップした町の魅力を発信し、ファンを作ります。そのために、インパクトのあるマーク、地域を感じる画像などを開発し、商品化や告知など町の方に無償で使えるようにしています。町ではホームページやセミナー、広報にも利用し、ブランディング活動をしていきます。

     

これらのロゴマーク、画像を使って商品化や広告利用が始まっています。

 
ロゴマークを利用した商品化
   

ロゴマークは、町のロケット推進室と串本ライセンス管理事務局が、使用目的、デザイン処理、商品金額などをチェックしています。現在、41件の申請があり、観光協会会員はじめ、商工会議所会員、個人事業主などからニーズがあり、衣料品、お菓子、飲料、販促品、などに利用されています。商品価格など記載されたものの合計金額は1,850万円になります。今後も増えていきます。

     

宇宙兄弟が宇宙産業の町づくりを振興する串本町の公式サポーターに就任

 
商品化第1号串本町水道課の「串本の水」と販促物
   

講談社の「宇宙兄弟」は2500万部以上、14年目の人気コミックで、日本のみならず世界中に知られています。その宇宙兄弟の力を借りて、串本町のブランディングの強化をしていきます。くじけそうになっても負けない、夢を持ち続けるスピリットが、宇宙産業の町づくりを振興する串本町を応援します。第1号の商品化は古座川のおいしい水をアルミボトルに詰めた「串本の水」です。初回ロットは200円税込×4万本(800万円)です。

     

町の宇宙事業振興とそのブランディングは、串本の活性化の一助になって行きます。町にかかわる方がロケット射場を自分事として誇りに思い、合わせて自然豊かな町の情報を発信し続けていくことにより、来たい方、住みたい方、串本を身近に感じたい方が確実に増えていくと思われます。
町の活性化のホップ、ステップ、ジャンプを応援していきます。

 

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