ロケット打上で全国から注目されるこの南紀エリアで、すでに開発された商品と開発中のロケット関連商品を展示し、情報共有とビジネスマッチングの場を持ち、関係各位の事業に役立てることを目的として開催されました。
NHK、TV和歌山、新聞社はじめマスコミからの注目も高かった。

展示内容
ロケット打上に対応して、観光客のニーズにこたえる商品づくりをされている地元の出品メーカー様、団体様、協会様、チャレンジ事業者様28社の商品57アイテム(参考出品含む)
- SPACE TOWN串本ロゴ使用商品 21社 29アイテム
- 宇宙兄弟ライセンス商品 4社 10アイテム
- SPACEPORT KIIロゴ使用商品 2社 7アイテム
- 那智勝浦ロゴ使用商品 1社 3アイテム
- 他 8アイテム
- のぼり・ポスター
来場者のロケットビジネスへの関心は高く、串本町議員も来場。

来場者数
合計95人(名簿記入者のみ)14日45名、15日28名、22日22名
串本町70%、古座川町8%、那智勝浦町6%、新宮町11%、と地元中心の来場者。
アンケートの結果、とてもよかった、よかったで85%、2回目の展示商談会の希望者51%、セミナーなど情報会希望者、商品開発相談会、PR、告知のセミナー希望者などほぼ全ての回答者の方がロケットビジネスの情報を求めていた。
また串本町議会議員様9名様、県立串本古座高校のコーディネーター2名様、なども来場され、自治体の関係者を始め、展示会への関心の高さを感じました。
開発メーカーは工夫を凝らし、パッケージや中身に独自性を追求していた。

(販売者側)
コンビニを始め、大手お土産ショップ様から、ロケット打上で来町されるお客様向けに、お店でコーナー展開を検討したい。またオリジナルで商品を作ることも検討したい。というお話がありました。
宇宙兄弟のライセンス商品も注目され、導入方法への質問がありました。
(商品開発)
那智勝浦のコーヒーショップを展開されているカフェ店様も那智勝浦のロケットロゴを入れた商品開発を希望され相談を受けました。那智勝浦町のギフトメーカー様も自社の強みを生かし商品開発に力を入れるという思いを伺いました。
田辺市のメーカー様からは、どのようにロゴを利用すればよいかの相談がありました。
宇宙兄弟のライセンス商品も注目され、開発方法への質問もありました。
ロケット打上による南紀エリアへの注目に対し答えていく思いは同じで、その情報や商品の流れのパイプを太くしていくことが重要と思われた。
今回の展示会は初めての開催であったので、来場される方のイメージも、運営側の対応もまだまだ課題はあります。サービスや物販でビジネスをされている方にとって、またそれらの事業者へ商品を供給する側も重要な場であることが確認されました。
今後につきましては、小売り、宿泊事業者にとって、事業のもとになる商品情報が一堂に会しているので、より多くの参加を促すことが重要と思われました。
またこういった、エリアのブランディングに通じる事業に今後も力を入れていくことは、大変重要な、地域を活性化させるノウハウになると感じました。
串本ライセンス管理事務局/㈱USPジャパン 鈴木伸二