USPジャパンで働くメンバー紹介企画、第1弾。今回は、得意の語学力を活かして活躍されている今村祥子(いまむらさちこ)さんをご紹介します!
得意の語学力を活かしたくてUSPジャパンへ。今は英語レポートなどの翻訳業務が中心です。
― USPジャパンで働くことになった経緯と、業務内容について教えて下さい。
前職の百貨店で勤務していた頃から弊社代表の新津とは知り合いでした。私はその頃までに、海外ライセンス管理や輸入対応など海外関係の仕事の経験を積んでいて、新津がUSPを立ち上げた当初はインバウンド事業が中心だったので、海外とのやり取りで力になれると思い、60歳での退職を機にUSPジャパンで働き始めました。
働き始めた当初はインバウンド事業をきっかけとして、自分の仕事の幅を広げたいと思っていました。インバウンド事業が盛り上がっていた時期は、ショッピングの店頭表示の翻訳のお手伝いをするなど、得意な語学力を発揮できていました。ただ、コロナを機に会社の方針もインバウンド事業からサスティナブルや社会課題解決に転換したことに加え、AIの進化で言葉の壁が低くなったことで、現在は英語レポートなどの翻訳が業務の中心になってきています。
新津からは「やりたいことをやって欲しい」と言われていました。ですが、私は自分でプロジェクトを作るような人間じゃなかったから、力不足もありそれができなかった。他社だと、仕事を振ってくれるけど、USPジャパンの場合は自発的に仕事を作っていく風土だからなかなか難しいですよね。
どんな仕事でも自分が適任と思って取り組むこと。そういう姿勢でやってきたことは後に強みになりました。
― 仕事や私生活で大切にしていることはありますか?
これは主に前職の経験になりますが、不本意な仕事を振られても、自分が適任だから与えられたと思って取り組むことですかね。そういう姿勢で粛々とやってきたことは、後に強みになったっていうのはあるんですよ。例えば、前職で色々な業務に携わりましたが、最後の方は翻訳ばかりやってたんです。そしたら退職してからUSPジャパンで役に立ちましたね。他にも、通訳をしたときにも色んな人の発言に触れて、その内容がとても素敵だったり、なるほどと思うことが多くて、聞き惚れちゃって通訳を忘れたときもありました笑。今思うと、いい経験をさせてもらったと思いますね。
また、他者に依存しないで生きる、ってことを貫いてきました。私の世代って結婚するのが当たり前でしたけど、私は独身なので、金銭的にも自分のことを最後まで自分で面倒見なきゃいけないって思って生きてきました。もう仕事なんか辞めたいっていうことがあっても、最後に誰にも迷惑をかけないで、人生を終えるために現実的な判断をしてきた側面はありますよね。
― USPジャパンでの印象深い仕事を教えてください。
ニューヨークプラット大学の学生を日本に受け入れ、京都で勉強のお手伝いをしたことは楽しかったですね。日本のことを知らない学生が何に興味を持つのかを知ることで、日本の良さを再発見できて、日本をPRしていく一つの手がかりになりました。新たな発見がある仕事は楽しいですね。日本の中のみで活動していると新しい物が生まれにくいので、もっと若い人にも外に出てほしいっていう気持ちはあります。
USPジャパンはユニークなメンバーが集まっていて、仕事を通じて世の中の出来事や新しい言葉に出合える恵まれた職場。これからはプライベートの時間もいろいろな方向で使いたい。
― USPジャパンはどのような会社と感じますか?
USPジャパンでは、自分でプロジェクトを作っていない私が居ていいのかなと感じたこともありますが、皆さんすごく良い人で受け入れてくれるので、とにかく居心地がいいんですよ。こういう人たちの仲間に入れてもらって仕事できることはすごい幸せだなって思っていて、それが捨てがたいっていうのはありますよね。それに、メンバーそれぞれが得意分野を追求して、やりたいことを事業としてやっていることが凄いと思います。そのため、会社として幅広い事業を展開していて、私も仕事を通じて世の中で起きていることを知れたり、新しい言葉に出合えたりもするので、非常に恵まれた職場だと思います。メンバーに共通するのは、USPジャパンの頭文字でもある「ユニークさ」かなと思っていて、それぞれのユニークさがリンクしてくると、会社としてもっと良くなる気がしますね。
― 今後やっていきたい事はありますか?
このあり余る時間をいろいろな方向で使いたいなって思っています。今は、絵画を習ったり、韓国語を習ったり、クラシックコンサートに行ったり、海外旅行の頻度も上がっています。あと、学習支援員、歴史博物館のボランティア、更には前職の百貨店のOB・OG会の幹事をやったりもしています。大変ですが、世の中で起こっている事を知れて楽しいですよ。
仕事って取り組んでいけばどんどん幅が広がるもの。もちろん本当にやりたいこととかも考えながら、若いうちはいろんな仕事をやることが大事ですよね。これから若い皆さんは何十年と働かなきゃいけないので、健康に気を付けて、自分の目標を忘れずに頑張っていってくださいね!
【あとがき】今村さんは、多彩な取組みや人との出会いを通じて新たな発見に喜びを見出し、そしてその経験を人々に役立てたいという意欲溢れる人物であると感じました。更に、若手に対する激励の言葉まで頂き、インタビューを実施した私自身も元気を頂きました!(取材:2024/3)