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JSTOにて免税改正プロジェクトチームの立上げ~2年間をふりかえって~

   

こんにちは、萩本です。USPジャパンのパートナースタッフ(業務委託)として2年間活動し、このたび卒業することになりました。
担当したのは「Japan KAMPAI!プロジェクト」「民間ロケット『カイロス』初号機打ち上げイベント」「インバウンドコンサルティング」「免税店.jp(WEBサイト)」「ジャパンショッピングツーリズム協会 部長職」などなど。本稿では、最後の仕事「免税PT」立上げを報告します。

     

2026年11月に大きく改正する免税制度

 
   

JSTO(一般社団法人ジャパンショッピングツーリズム協会)にはUSPジャパンから出向しているスタッフが数名います。私も「事業者支援担当部長」として1年間務めました。

その最後の仕事として、免税改正に向けた活動を行うプロジェクトチームを15団体と共に立上げ、6回の会議を開催しました。現在はさらに2社増えたところです。

免税PTでは、免税制度改正を「大きなチャンス」と捉え、
①訪日ゲストの利便性向上のため
②全国のおもてなし事業者(小売店等)の免税店化による売上向上のため
に活動を行っています。

ショッピングツーリズムを推進する協会として、その会員が連携することによって、単独では成し得ない新たな価値を共創すること、問題を解決していくことが、その大切な役割であると感じてきました。

     

東京2020大会に向けた多言語対応をJSTOが推進した過去事例

 
   

私が東京都職員だった時、JSTOと共に「多言語対応協議会 小売プロジェクトチーム」を立ち上げました。小売業界の多言語対応を統一的に連携して推進するためには、「東京2020大会が最初で最後のチャンス」と当時思っておりました。
(多言語対応協議会 小売プロジェクトチームの発足時のプレスリリースはこちら

そんな経験を逆の立場で行うこととなった免税PT。東京2020大会の時には「共創」の気運が高まっていましたが、コロナ禍があけた2025年現在は、なかなかそのような気運の高まりはありませんでした。

そこで、少し時間をかけて、各社のことを知り合い、主体的に活動できるような体制づくりに努めました。私は2025年6月より離任いたしますが、各社の強みを活かし合えるプロジェクトチームの今後を楽しみにしております。

     

2年間をふりかえって

     

私は、公務員時代から観光も含め様々な分野におけるまちづくりの講演を行ってきました。国内旅行者、在住・訪日外国人、障がいのある方などの視点で、「観光」を通してまちづくりを進めていく考え(サステナブルな観光まちづくり)で取り組んできました。環境・社会・経済をつなぐハブとして観光以上の分野はないと思うからです。

2年間、USPジャパンとJSTOに携わる中で出会った多くの方々からそれぞれ学びをいただきました。そのお一人お一人に感謝しつつ、私は私のパーパスと意志に向けて真っ直ぐにチャレンジし続けていきたいと思います。2年間ありがとうございました。

USPジャパン 萩元直樹

 

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