9月30日和歌山県串本町にて、上垣内茂樹(かみがいちしげき)さんの講演会「人類は宇宙へ〜みんなで宇宙に行こう〜」が開催されました。
上垣内さんは、JAXA(宇宙航空研究開発機構)ではロケットエンジンや人工衛星の姿勢制御装置の開発等を担当され、現在は公益財団法人日本宇宙少年団の理事をされています。宇宙飛行士を次々と育てられており、大人気漫画『宇宙兄弟』のキャラクター「星加正」のモデルにもなっています。
第一部:人類は宇宙へ〜みんなで宇宙に行こう〜
上垣内さんは、宇宙船・人が宇宙へ行く歴史・宇宙飛行士たちが国際宇宙ステーションで何をしているか・宇宙飛行士になるのに必要なものは何か など…宇宙に関する様々なことを、図・動画・クイズを使って分かりやすく説明してくださいました。
私がこの講演会で1番驚いたことは、Googleストリートビューで国際宇宙ステーションの中が覗けること!
やり方は簡単で、
- ブラウザでGoogleマップを開き、マップを「航空写真」モードにする
- 地球全体が見えるまでズームアウト
- 左側に「宇宙空間」メニューが出るので、そこから国際宇宙ステーションや好きな惑星を見よう!
上垣内さんのこのストリートビューを使った解説も、とても興味深く面白かったです。
第二部:スペースキャンプを体験した中学生と上垣内さんのトークセッション
第2部では、今年の7月にアメリカのアラバマ州で行われた「スペースキャンプ」に串本町から参加した4名の中学生と、付き添いの先生、そして上垣内さんのトークセッションが行われました。
串本西中学校からは、河原福太さん、清野潤平さん、尾鼻章宏先生。
串本中学校からは、潮崎大佑さん、杉本爽真さん、太田昇先生。
6名がスペースキャンプのユニフォーム・ブルースーツを着てご登壇!
(ブルースーツとは、宇宙飛行士が地上で訓練を受けたり仕事する時の制服です。カッコいい!)
スペースキャンプで体験して印象に残ったことを中学生たちが話し、上垣内さんがその解説と補足をしてくださいました。
月の重量を体験できるイス・宇宙飛行士の英語スピーチ・チームでのミッション・宇宙船の操縦など、ワクワクする話がたくさん!
最後は記念撮影!
数多くの宇宙に関わる仕事をされている上垣内さんと宇宙飛行士の体験をした中学生たちの話は、とても興味深く、宇宙を身近に感じさせてくれました。
将来この串本町から宇宙飛行士になる人が出てくるかもしれない…そう考えるとワクワクが止まりません!
和歌山オフィス 朱蟹あかに